庭に猫、そして子宮
『アラベスク』完全版
桜庭一樹『推定少女』


2008年『私の男』で、直木賞を受賞し話題になった作家、桜庭一樹さんの本を読みました。
最近、『私の男』が文庫化されて、最近よく本屋で山積みになってました。
『私の男』を読みお始めたときは、作者が女性なのか、男性なのかずっと気になりながら読んでましたが、
このペンネームは、うまい。
どっちにも、とれるし、性描写が、より怪しくなるというか、
洗練されてるのか、生々しいのか境目がかなり、曖昧でした。
でも、その、曖昧さが絶妙というか。
とにかく、わたしは、男性か女性かわからないまま読んでよかったです。
そして、今回買ってみたのは、『推定少女』
私が、買ったのは、角川文庫の2枚目の写真の方なのですが、
最初に、ファミ通文庫で発売されたので、印象違いすぎます!!
絶対、上の表紙だったら買ってませんね…
内容も、『私の男』とは、うってかわって、
三島由紀夫賞(わたしは、大好きですが、かなりマニアックです。ビレッジバンガードとかで、よく売ってます)的な香りが、ぷんぷんします。
わかり、安く言うなら、秋葉とか、村上隆的な。
この作風で、直木賞はやはり無理かと。
最近、はまっている作家、佐藤友哉さんとも、似ている感じがしました。
で、オフィシャルサイトをみてみたら、
やっぱり、独特(笑)
http://sakuraba.if.tv/home.php
どんどん、はなしが、それてしまいましたが、
賞とか、表紙のビジュアルが与えるイメージとかって、
本当重要だな、と。
これから、メジャーとか、オリジナリティーとかって一生考え続けなきゃ行けない訳で、
メディアに踊らされやすい私は、とくに注意、
と思いました。
帚木 蓬生 『安楽病棟』

帚木 蓬生さんの安楽病棟、やっと読み終わりました。ひさびさに、3日間もかかった。。だいたい、文庫だったら電車乗ってる時間多いし、1日ちょいで読み終わるのですが、かなり時間かかった。
なにしろ、詳細。
単純に、知りたくなるから、理解できない部分とか、
自分が精通してない部分を、とばせない。
読み流しが、できない感じでした。
そして、わかりやすい。
痴呆医療について、いきなり詳しくなった感じです。
帚木さんは、こんな経歴の持ち主。
東京大学仏文科時代は剣道部員、卒業後TBSに勤務。退職後九州大学医学部を経て精神科医に。その傍らで執筆活動に励む。開業医として診察をしながら、人間の心と社会倫理を鋭く射抜く、ヒューマニズムあふれる作品を世に出し続けている。(ウィキペエィア)
わたしは、『アフリカの瞳』『アフリカの蹄』につづいて、3冊目ですが、
いずれも、得ることが多すぎて、小説という感じは全くしません。
ストーリー仕立ての教科書、みたいな。
新聞は、苦手だけど、帚木さんの本なら平気だ◎



