朝のルクセンブールパーク

先週からちっちゃ冬みたいな天気が続いていて、
みんな長袖にコートとか、
着てます。
バスの時間がありえないほど、
まちまちで、
いつも同じ時間に家を出るのに、
昨日は20分遅刻して、
今日は30分早く着いたので、
ルクセンブール公園通って、行きました。

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綺麗な公園の奥に、モンパルナスタワーが見えて、
石田衣良の『ブルータワー』って、絶対こんな絵だ!
って、思いました。

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石田さんにとって、青ってアメリカのイメージらしい。
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悪性の脳腫瘍で、死を宣告された男が200年後の世界に意識だけスリップした。地表は殺人ウイルスが蔓延し、人々は高さ2キロメートルの塔に閉じ込められ、完璧な階層社会を形成している未来へ。「・・・この物語は平凡な一人の男が、天を衝く塔を崩壊から救う。『ブルータワー』へようこそ!夢見る力が決して失われる事のない世界へ」(著者の言葉)

楽天ブックスの石田衣良さんインタビュー:http://books.rakuten.co.jp/event/book/interview/ishida_i/
コントラストの狭間にいると、
所属がなくて、
死ぬほど孤独で、
肉体は、飽きるほど自由。
でも、だからマネージャーもアイドルも兼業してるようなもので、
精神だけが、忙しい。

『L'ANATOMIE DE LA SENSATION POUR FRANCIS BACON』

オペラ・バスチーユの当日券で、『L’ANATOMIE DE LA SENSATION POUR FRANCIS BACON』を観ました。
http://www.operadeparis.fr/cns11/live/onp/Saison_2010_2011/Ballets/spectacle.php?lang=fr&event_id=1336&CNSACTION=SELECT_EVENT
オペラ座は、基本的に、開演後にチケットが残ってた場合、すべてのチケットが15€(1700円くらい)で購入できます。
売り切れてしまう可能性もあるので、かなりリスキーですが、おかげで昨日は80€の席を15€で観ることが出来ました◎
ラッキー♪
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『フランシス・ベーコンにおける感覚の分析』、
こんな感じに翻訳できるでしょうか。
振付家のWayne McGregorさんが、フランシス・ベーコンにインスパイアされて出来た作品みたいです。
前置きが長くなりましたが、
極上!!!!!!!!でした。
ぱっと、思い浮かんだのは、有名な三部作『Triptych 1974-1977』。
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一つの身体が、体の部位によって、
それぞれ別の人格を所持している感じ。
これが、一人のダンサーの体の中でも、おこっていた。
少しだけ動画観れます!!
http://www.operadeparis.fr/cns11/live/onp/actualites/index.php?lang=fr#news4152
ダンサーの身体が、まるで、建築物みたいでした。
あと、舞台美術が完全に相乗効果をもたらしてました。
真っ白な舞台に、巨大な三角柱が左右にそびえ立っていて、
それが動くことで、影が移り変わっていく。
そこに、お化粧するみたいに色がついていく。
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最新のappleのコンピューターの中にいた気分だった!!!

ミア・ハンセン=ラブ 『Un amour de jeunesse』

ミア・ハンセン=ラブの最新作、Un amour de jeunesse
直訳したら、「若者の恋」みたいな感じでしょうか。
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予告:http://www.youtube.com/watch?v=1HLhW39kE-4
日本では、以前、第62回カンヌ国際映画祭で、《ある視点部門》審査員特別賞を受賞したLe Pere de mes enfants『あの夏の子供たち』が上映されたみたいです。
ちなみに、この映画のオリジナルタイトルを直訳すると、「私たちの子どもの父」だから、きっと、Un amour de jeunesseも、そのまま訳されることはないんだろうな。
というか、邦題って誰がどうやってつけてるのだろう。
監督のミア・ハンセン=ラブは、元女優さんさんだけあって、とっても美人。
2本の映画に出演後、映画に目覚めた彼女は、国立高等演劇学校で演技を学びました。その後カイエ・デュ・シネマで映画批評行いながら、映画監督になったそうです。
この映画がどんな映画だったか説明するなら、
彼女のこの写真1枚で十分なんじゃないかな、と思います。
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透き通った川のほとりを、
彼女は下着をつけないで、
白い薄手のワンピース1枚で、
歩幅がばらばらで歩きながら、
「悲しい」と「嬉しい」の境界線が、
わからなくなってしまった。
彼女の顔を見て、この映画が、
グラスの中の水が、膨張率に耐えきれなくなって、こぼれて、
真新しい花柄のテーブルクロスがぬれてしまったような、
そんな必然性を感じました。
あとは、ヒロインの女の子が、場面場面で全然違った表情を見せるのが、
とっても魅力的。
ただの平凡な女の子のように見えるときもあれば、
別人かとおもうほど、大人びた表情をするときもあって。
この点では『17歳の肖像』と同じ印象を持ちました。
http://bd-dvd.sonypictures.jp/17-sai/
やっぱり、女の子って、宇宙だ。

PINA BAUSCH@THÉÂTRE DE LA VILLE

テアトルドラビル、今シーズン最後のプログラムは
PINA BAUSCH、TANZTHEATER WUPPERTAL COMPANY« …COMO EL MUSGUITO EN LA PIEDRA, AY SI, SI, SI… »
http://www.theatredelaville-paris.com/spectacle-pinabausch-279
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もちろん、前売は、発売初日に売り切れていて、
当日券試しに行ってみたら、2時間前で既に20人くらいいました。
一番前の人は、スペインから来たらしく、大きいスーツケースを持っていた!
ダメもとで並んで、ぎりぎりでチケットを購入。
いざ、劇場に入ったら、もう始まっていて、
後方の座席だったせいもあるかもしれませんが、
なぜか、舞台上で行われていることが、すごく人ごとに思えてしまいました。
去年から楽しみにしていたピナの公演なのに、
休憩をはさんで、2時間20分、この感覚はぬぐい去れず。
もちろん、公演は大好評で、観客も明らかに興奮していて、
自分の心理状態とか、体調とか。
実に、個人的な事情が、
こんな世界的な公演に勝ってしまうことが、
何とも哀れで、申し訳なくて、
そんな自分も不憫で…
こういう事態が、発生する『劇場』というロケーションが、
やっぱり改めて尊いし、
THÉÂTRE DE LA VILLEの設計自体が、
ひとつひとつの座席にヒエラルキーがなくて、
逆に、他の観客との内面的バイブレーションの差異を感じやすい空間なんだと思います。
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とにかく、
プログラム的にも、舞台空間的にも、
THÉÂTRE DE LA VILLEは、最高!!!
来シーズンもすごい。
演劇:http://www.theatredelaville-paris.com/saison-discipline-theatre-3
ダンス:http://www.theatredelaville-paris.com/saison-discipline-danse-1
しかも、だいたい2000円以下で観れます◎

渡仏、そして早速『COSÌ FAN TUTTE』

一昨日、パリに着いて、
いつもながらもう日本に帰りたくなってしまったので、オペラに行きました。
http://www.operadeparis.fr/cns11/live/onp/Saison_2010_2011/Operas/spectacle.php?lang=fr&event_id=1322&CNSACTION=SELECT_EVENT
モーツァルトのわかりやすーいラブコメ、コジ・ファン・トゥッテ。
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タイトルは、「まあ、女ってこんなもんだよね」って感じの意味らしいです。
タイトル通り、ストーリーは、とてもシンプルで、
二人の美人姉妹にそれぞれ恋人がいて、
彼女たちは、自分の彼氏が大好きで、
一生この人と一緒!って思っている。
彼氏たちも、同じで自分の彼女たちは、決して、自分らのことを裏切ることはない!と思っている。
しかし、哲学者の変な人が、「女は必ず心変わりするものだ!」と言ってきたから、
自分たちの彼女だけは違うということを証明するために、
二人は変装して、互いの彼女を交換して口説いて口説いて口説きまくる!!!
この口説いてる時間が、3時間(笑)
そしたら、とうとう女の子たちは折れちゃう。
「まあ、女ってこんなもんだよね」
ちなみに、サブタイトルは「恋人たちの学校」といい、
異性に対して感情のおもむくままにしていると痛い目にあうから気をつけてネ!
って、とこでしょうか。
オペラって、すごくお固いイメージがありますが、
話の内容は、至ってシンプル。
今回は、デスピーナという姉妹の侍女役を演じたAnne-Catherine Gilletの存在感がすごすぎて、
圧巻。
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カーテンコールの拍手も、主役を完全に勝る大きさで、こんなこともあるんだなと思いました。
それにしても、なんとも「危険」を伴う歌い方をするんです。
のどを壊しそうな、音程を外しそうな、オペラなのにポップみたいな…
とにかく、リスクだらけで、ほっとけない。
今回は、特にオーソドックスな演出だったから、とてもリスキーな印象を受けました。
でも、絶対、綱渡りの綱から落ちなかった、最後まで。
コントロール下にある、アバンギャルドほど、かっこいいものはない!
というか、アバンギャルドなんて、コントロール下にしか、存在しないのか。