F/Tテアトロテーク『 家族会議 / クリストフ・マルターラー / サラ・デレンディンガー』

あうるすぽっとにて、F/Tのテアトロテーク観てきました。
テアトロテークについて
フェスティバル/トーキョー10では、フェスティバルに集う多彩な演目上演に加え、関連する映像上映を通じて演劇の、そしてF/Tの現在を問い直す「F/Tテアトロテーク」をあらたに創設します。記念すべき第一回は、世界の演劇史を更新した傑作やアーティストの貴重なドキュメンタリー9作品を、10日間にわたり集中上映。これらはいずれも歴史的な傑作であると同時に、私たちの依拠する「日本・現代・演劇」の現在地を過去から照らし出す役割を持ちうるはずです。上映前後には専門家による解説を行い、歴史的文脈から今日の演劇のアクチュアリティを問い直します。

http://www.festival-tokyo.jp/program/theatro/
なんて、良心的で贅沢な企画なんだ!!
あうるすぽっとの、
良質な座席と、
巨大スクリーンで、
日替わり超貴重映像が見れて、
なんと、500円!!!
行くしかないです!
海外公演は、特に知っててみるのと、知らないでみるのは、
intimate度が全然違うと思います。
ちなみに、intimateとは、
親しい; 親密な;〔関係, 結合などが〕緊密な, 密接な;〈with ..と〉([類語]交友期間の長さと関係なく, 個人的な事を何でも打ち明けられるような深い相互理解や愛着を含意する; →familiar).
なんか、音的にとてもとても好きな単語で、
あえて格好つけて使ってみました。
さっそく、マルターラーの『巨大なるブッツバッハ村』、チケット買っちゃいました。
http://www.festival-tokyo.jp/program/marthaler/
Takenaka Kyoko web
つぎ、狙うは、

F  演劇実験室「天井桟敷」ヴィデオ・アンソロジー / 寺山修司
  解説:扇田昭彦(演劇評論家)
H  土方巽 夏の嵐 / 荒井美三雄
  解説:石井達朗(舞踊評論家)
F/T、ありがとう!!

次回出演情報『虫虫Q』、その他もろもろ

市原佐都子の卒業研究公演『虫虫Q』に出演します。
http://musimusikeiko.blog94.fc2.com/
作/演出 市原佐都子
出演 市原佐都子 吉田聡子 岡崎菜穂子 大森美里 竹中香子
◆上演スケジュール
12/9(木)19:00
12/10(金)19:00
12/11(土)19:30★
12/12(日)14:00
★…お得な土夜割!!いつもより300円お得!!
◆料金
【通常】前売り:800円/当日:1000円
【土夜割】前売り:500円/当日:700円
※土夜割…11日(土)19:30の回対象
◆場所
桜美林大学 徳望館小劇場
◆ご予約・お問い合わせ
sotugyokenq_satoko@yahoo.co.jp 
ついでに、みんなの今月の出演情報!!
●市原佐都子出演
学習院女子大学主催演劇祭
感劇市場2010 招待公演
” 水の中のプール “
●大森美里出演、岡崎菜穂子演助
少年マドンナ
「男子衝動」
●吉田聡子出演
乞局
「果実の門」
わたしは、M.M.S.T.『あるイングランド劇作家の眼差し』という作品の演助してます。
http://www.mmst.net/shakespeare.html
京都のぶんげいマスターピース工房 シェイクスピアコンペに参加します。
http://www.bungei.jp/masterpiece/shak_work_C.html
Takenaka Kyoko web

朝、四天王寺、登校、面積。

Takenaka Kyoko web-2010102907240000.jpg

今日から、また月末の奈良県天河村のワークショップで関西へ。
早朝、バスが大阪の天王寺駅に着いたので、
てくてく歩いて、
総本山、四天王寺まで行ってみました。
広い!
国によって、
どんなところに惜しげもなく、敷地を使うかは、
かなり違うと思います。
わたしの、しるかぎり、中国は、大学と公園。
フランスは、美術館。
イギリスは、教会とか。
んー、やっぱり日本は、
お寺でしょうか。
お金ももちろんだけど、
面積にかける価値観って、
かなりお国柄でるなぁ、と思います。
広い場所=人が集まる場所、だし。
ちなみに、隣接して四天王寺高校と中学校があって、
生徒たちは、寺をつっきって、ご登校。
ちなみに、四天王寺高校は、高校生の卓球クイーン、石川佳純ちゃんの高校らしいです。

坂東玉三郎『牡丹亭』@赤坂ACTシアター

玉三郎さんの存在感って、
画用紙を水ですこししめらして、
絵の具をちょっと足らすと、
にじんで、
じわじわ、だんだん、
色が広がっていく感じ。
最初に、絵の具を足らすこと以外ほかに、
なんにもやってないのに、
いつのまにか、形が変わっていく。
うっとらしっぱなしの、
3時間でした。
はーハート

ピーピング・トム『ヴァンデンブランデン通り32番地』とレオナルド・ダ・ヴィンチ

Takenaka Kyoko web
 
 ピーピング・トムの千秋楽を観に、世田谷パブリックシアターへ。
時間は、80分。
絶対的な空間での、「遊ぶ」とこんなミラクルなことが起るんだ、と思いました。
今村昌平監督の映画『楢山節考』から最初のインスピレーションを得て、作られたそうですが、
ダンサーから発せられる、動き、言葉、そして、美術、小道具、音協、照明、…
とにかく、すべてがメタファの連続で、
たまたま昨日の芸術論の授業で扱った、レオナルド・ダ・ヴィンチを思い出しました。
ダ・ヴィンチは、1枚の絵を描くのに、美術の知識だけでなく、
数学、音楽など、ありとあるゆる分野の知識を総動員させていたそうです。
例えば、有名な『最後の晩餐』
$Takenaka Kyoko web
この絵の、テーブル上のパンと人びとの手をつなぐと、
楽譜が現れ、
美しい音楽の旋律になっていたり、
それらを線で結ぶと、ヘブライ語の文字が浮かび上がり、
ダ・ヴィンチからのメーッセージなっていたりするのです!
そうしてみると、どんどん厚みが増してきて、
頭の中を、作品がゆっくりゆっくり浸食してくるのです。
まさに、今回の『ヴァンデンブランデン通り32番地』と一緒。
ダ・ヴィンチの場合は、ダ・ヴィンチひとりによる功績が、大部分を占めていたと思いますが、
ピーピング・トムの場合、
6人の出演者によるところがかなり大きかったと思います。
表現者として、自分の出したいイメージ、世界観を発信するための準備が、
万全の身体だったと思います。
それは、もちろん肉体的な技術はもちろんですが、
精神的にもかなり充実していて、
ダンサーとか、役者とか、そういう区切りじゃなく、
「表現者」として、
彼らは確実にプロフェッショナルでした。
そんな彼らから、発せられるメタファだからこそ、
私たち観客も、イメージを探る仕事をなんの迷いもなく、
受け入れて、こなしていける。
そんな、必然性のある、
とにかく無理のない自然な舞台でした。