因縁のDELF B2、2度目の挑戦。

因縁のフランス語能力試験、DELF B2を受けてきました。
4月に卒業後のフランス滞在に悪雲が立ち込めていたので、
3年前に惨敗した、DELF B2に再チャレンジ。
B2レベルの語学力が証明できると、大学院に登録できる可能性が上がるとのこと。
念には念をいれて、
外国人として生活している以上、
持っていて有利になるものは、
ビザ更新時に、なんでもプラスになるので、
受験を決意。
国立高等演劇学校は、
国籍にかかわらず受験が可能なのですが、
学校によっては、
B2レベルの語学力の証明が求められます。
もしくは、「流暢にフランス語が話せること」という受験付き。
そのときは、
筆記が少ない、TCFという試験で、
なんとかB2を獲得してごまかしたのですが、
TCFは効力が2年間なので時間切れ。
一方、DELFは一生モノです。
日本では、学生も社会人も、
朝活がブームということで、
私も真似して、7時起床開始。
なにしろ、田舎の生活なので、
9時レッスン開始で、
8時55分に出勤。
ということで、7時起きでも十分に時間がある。
語学試験勉強というものは、
中級以上になってくると、
なかなか実用化されないのが難点。
試験のためだけに、
勉強するのも癪なので、
まずは、新聞とラジオと仲良しになることから。
演劇に関するボキャブラリーなら、
誰にも負けない自信があるのに、
政治、経済ともなるとさっぱり。。
聞く、写す、調べる、書くのくりかえしで、
少しづつ理解し始めると、
他言語で情報を取得するというお得感に、
取り憑かれ始める。
10日前に公演を終えて、
語学の勉強一色になってから、
もう、演劇が恋しくて恋しくて、
限界!
というタイミングで、あっという間に試験前日。
ベジタリアンの友人が、
景気付けのために、
お肉をおもてなししてくれる。
感謝。
にこにこ
朝8時集合で、
筆記試験2時間半の後、
17時から、約1時間の口頭試験。
筆記試験の後は、
アンチエイジングのために、ヨガに行き、
口頭試験を待たずして、
演劇が恋しすぎて、学校へ。
学校も、新一年生の受験の真っ最中。
緊張に顔をこわばらせた受験生たちが、
台詞を何度も、口の中で唱えながら順番を待つ。
明日、受験を控えた女の子に、
アドバイスを求められて、
試験課題をみてあげる。
あいかわらず、
つたないフランス語でアドバイスして、
これから、語学試験だからもう行くね、
と言ったら、
なぜか大爆笑される。
口頭試験は、
女優の力でなんなくクリアして、
あとは結果を待つのみ。
それにしても、
長期的にしか動かないものに挑戦していると、
未来のことを考えても、
全く見えないので、
いかに、選択肢の可能性を広げることができるかということが、
大切になってくる。
一見、本来の目的とは全く関係ないように見える、
それはそれで時間のかかる寄り道が、
私の地図を広げてくれる。
ということで、
あとは神頼み。
どうか、
受かっていますように!!

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