『高校生RAP選手権』に学ぶ人間の可能性について

今週から始まったマリオネット・スタージュ。
理論と実技を通して、
今日のマリオネットを学びます。
ということで、
まさかの、「文楽」と世界が注目する気鋭アーティスト:ジゼル・ヴィエンヌを、
マリオネットのカテゴリーとして、同じ時間に勉強。
日本人の私にとっては、
ちょっと時空が歪む。
ジゼル・ヴィエンヌは、
2010年にフェスティバル・トーキョーにて来日している。
「こうしておまえは消え去る This is how you will disappear」


しかも、5月のゴールデン・ウィークには、
静岡の「ふじのくに⇄せかい演劇祭2014」に来日します。
日本でジゼル・ヴィエンヌが観られるまたとないチャンスです!!
『マネキンに恋して』

『Jerk』

現代マリオネット界の女王として、
長年に渡り注目を集めているのは、
マリオネット製作から、演出・出演・人形操作すべてをこなす、
ドイツのたいらじょう(平常)、Ilka Schönbeins

ちなみに、皆は文楽に首ったけで、
私は、そんなに知識もないくせに鼻高々だった。
ところで、実技の方はというと、
なかなか恥さらしの連続であります。
この3日間は、
人形は一切使わず、
「自分の手」をマリオネットとして、
自分と「自分の手」、デュオの作品をソロで創作。
5分程度の作品なのですが、
発表後、それぞれに20分以上を時間をとって
「批評」と「問題提起」のディスカッションを行います。
自分のことについてあれこれ言われたり、
他人のことについてあれこれ言うことに、
慣れてない私には、
なかなか居心地の悪い時間。
自分の作品に関しても、
他人の作品に関しても、
意見を言えなかったり、
質問に答えられなかったりすると、
容赦なく「優しさ」という名の恐ろしい沈黙に襲われる。
グループではなく、
ソロで作品を発表する場合、
どうしても人と比べてしまう。
「悔しい」と思ってもどうしようもないのだけれど、
ついついうまくいかなかったときは、
「悔しい」がやってくる。
「悔しい」という感情を肯定できるようになったのは、
最近、夢中になっているBSスカパーで放送されていた
『BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権』
http://www.bs-sptv.com/bazooka/rap/
日本全国の高校生たちが、
フリースタイルのMCバトルを披露し、
トップを争う。
とうとう、昨年行われた第4回では、
赤坂BLITZで開催され、DVDまで発売された。
そして、今月28日には、第5回が決定!!

この日のために帰国したいほど、
私を熱くさせる彼らのヒップホップな精神とは、
「悔しさ」からのリベンジ。
第1回から見ていると常連ラッパーの目覚ましい成長ぶりが、
手に取るようにわかる。
うまくなりたいだけじゃなくて、
うまいやつよりうまくなりたい。
すごくなりたいだけじゃなくて、
すごいやつよりすごくなりたい。
このちょっと辛口なパッションが成長速度を2倍にも3倍にもさせる。
敗者がさわやかな笑顔で
「次は勝ちたいっすね」
という軽いコメントを残す。
屈辱を受け続けることが、
成長のポイントなのかとさえ、
錯覚する、
彼らの1年後の姿。
屈辱を受けることができるのは、
常に自分が高められる環境にいる証拠、
そして、
尊敬できる同志と肩を並べている証拠。
それにしても、
この番組、ちょっと観点をずらしてみると、
ヒップ・ホップ・ラップの選手権じゃなくて、
ヒップ・ホップな「生き様」選手権に見えてくる。
ジャズとか、ヒップ・ホップとか、クラシックとか、
芸術はなんでも、
カテゴライズされがちだけど、
実は、最終的なスタイルよりも、
根底の「思想(哲学)」の部分でカテゴライズすることが、
本質だと思う。

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