主演短編映画撮影、終了(2)〜「独り」との上手なつき合い方〜

フランスでの、日本映画人気は予想以上。
20代前半の私たちの世代でも、
小津、黒沢映画への敬意は、相当高いし、
友達の家のDVDの棚で、よく発見するのが、
私も大好きな北野武『Dolls』


そして、今回の撮影チームのお気に入りの、
日本人映画監督が、
『トウキョウソナタ』で、
第61回カンヌ国際映画祭 ある視点部門で審査員賞を受賞した、黒沢清監督。
しかし、フランスで最近さらに、注目を集めた理由は、
カンヌを超えて、
2012年に日本で放送された連続テレビドラマ『贖罪』だそうです。
そして、なんとテレビドラマにも関わらず、
第69回ヴェネチア国際映画祭において、270分に再編集され上映されたそうです。
http://festival-mostra-venise-2012.critikat.com/index.php/2012/08/30/2-shokuzai-penance
フランスでも、”Penance”というタイトルで、いくつかの映画館で特別上映されたそうです。
そして、パリの映画学生の心を鷲掴みにしたそうです。
予告編フランスバージョン:

『贖罪』に影響されたのかどうかは、おいといて、
私が演じた主人公の名前は、”Sae”
『贖罪』で蒼井優さんが演じていた登場人物と同じ名前です。
Saeは、建築家の留学生。
異国で生活している、彼女は、
ひとりでいても、
みんなでいても、
常に、”ひとり”を感じています。
ペットの金魚と、
大きなリュクサックを背負って、
自分の住むアパートを出て、
友達の家を点々とします。
この映画のタイトルは、
『toi toi mon toit』
金魚もタイトルも、
80年代の伝説的フレンチ・パンク・バンドSTINKY TOYSのヴォーカルだった
ELLI MEDEIROS(エリ・メデイロス)『Toi mon toit』という歌がモチーフに鳴っています。

映画の途中で、みんなの中で、目立たない(目立たないようにしている)サエが、
友達の部屋で一人になった時、
おもむろに、
歌いながら踊り出すというシーンがあって、
そこでも、この歌を使っています。
この映画のテーマは、
「一人」でも「孤独」でもなく、
「独り」
たまたま、大殺界を来年から迎える私の最近のテーマでもあって、
よくひとりで「独り」について考えていました。
「独り」はいくらでもごまかせる。
鳴ってないのに携帯をチェックしてしまったり、
家に帰ってくると、まずfacebookにアクセスしたり、
電車の待ち時間に用もないのに、友達に電話してしまったり。
特定の人とつながりたい気持ちと、
「独り」になりたくないだけの気持ちを、
混同しやすい社会にいきる私たち。
「独り」を学ぶこと。
「ひとり」でいるためではなく、
「ふたり」以上の関係に、しっかり飛び込んでいけるように、
「独り」を学ぶこと。
多分、
人間は「一人」では、生きていけないから
人とつながるんじゃなくて、
結局は、
人とつながるために、
「独り」で、生きていくのだと思う。
今日の「独り」は、
明日の「ふたり」への、
準備体操。
スマートフォンの画面には、
いくらでも「独り」を追い出すアプリが入ってるけど、
実は、「一人」増強アプリだったりするから、怖い。

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1件のコメント

  1. yurika · 6月 9, 2013

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    香ちゃん久しぶり~!
    みんなの地球の会のyurikaです おぼえてますか~?
    昨夜地球の会のメンバーだった数人と、服部靖司さんと久しぶりに集まって飲み会しました~(^・^)
    その時香ちゃんの話になって、たけさんがこのブログを教えてくれました
    演劇続けてるんですね?10年前の香ちゃんの話で場は盛り上がりましたよ~(^<^)
    日本に帰ってきたら会いましょう~!

    いいね

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