立川談志『人生、成り行き―談志一代記』

最近、文庫化された本です。
$Takenaka Kyoko web
年末、NHKの番組紹介番組で、談志さんのドキュメンタリーのダイジェストをみてから、
談志さんにくびったけです。
ワンシーンしかみてないのですが、
談志さんが、地方のかなりへんぴな寺で、寄席をしたときのこと。
ファンの皆さんが、それこそ山こえ谷こえ集まってくるんです。
普段の演芸場とは違う、厳かな寺での贅沢な寄席に、
もちろん、お客さんは、大喜び。
絶えず笑い声が、響き渡ります。
しかし、終演後の、談志さんの表情は、誰が見てもわかるほど、不機嫌。
「あんなとこで、笑っちゃ困るんだよ。」
何を言っても、大ウケの客席が気に入らなかったようです。
お客さんにも、最高の質を求めているのですね。
お客さん、一人一人が、自分の意志で、その価値を判断し、それをいろんなかたち=態度で表現すること。
一流の芸を、観るには、観客側にもれっきとした責任があるんだと思いました。
そんなこんなで、落語界でもアウトロー的な存在の談志さんの、一代記が面白くない訳ありません。
聞き手は、演芸評論家で落語立川流の顧問でもある吉川潮さん。
自分の奥さんのネタ帳を作っている話や、
落語界の裏話、
政治界の裏話まで、
ちょっと過激すぎて、そんなこと書いちゃっていいの?ってとこまで、
書かれてます!
談志さんの、若かりし頃からの自信過剰っぷりと、その後の有言実行っぷりが、
格好良すぎます!!!

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