『高嶺格』!!!オススメ③連発!!

高嶺さん、彼は一体何者なのでしょうか??
わたしも、よくわかりません。
http://www.takaminet.com/
どこに出没するかわからない、謎の人です。
伝説のアーティスト集団『ダムタイプ』にもでていました。
Dumb Type「OR」1997 http://www.youtube.com/watch?v=48jTgdDzFYQ
Dumb Type「S/N」1992 http://www.youtube.com/watch?v=8fpw6EYOEig
でも、なんだこの人!?ってなったきっかけは、この本です。
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この本の帯にかかれていた言葉、
この文章が目に入ってきたときの鮮やかな感触が忘れられません。
「あなたのその、在日に対する嫌悪感は、なんやの?」とKは言った。僕はその質問に答えねばならなかった──恋人との見えない壁を乗り越えるため、男は洞窟に住まうことにした。気鋭の現代美術作家による傑作エッセイ。
多分、この本は、「在日」という「社会問題」的なテーマをあっさりと超えてます。
本当に、軽々と。
だから、現時点で、「在日」になんの関係のないわたしが、
読むべきものだったし、
読むことを許されるものだったと思います。
「社会問題」なんて堅苦しいものじゃなく、
ただの「人間問題」だったから。
高嶺さんの、作品は、近くて遠い。
だから、いつまでたっても、ミステリアス。
気にならない訳がない。
こんな高嶺さんの個展が横浜美術館で開催中です!
『とおくてよくみえない』
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会期:2011年1月21日(金)~3月20日(日)
開場時間:10:00 ~ 18:00(金曜は20:00まで)
休館日:木曜日(closed on Thursday)

そして、なんとなんと、来月、
演劇作品も上演されます!
A Japan-Thailand Performance Collaboration
『Melody ♥ Cup』
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構成・演出 ♥ 高嶺格
日時:
(伊丹公演)2011年2月12日(土)7:30pm / 13日(日) 2:00pm、6:00pm / 14日(月) 2:00pm
(横浜公演)2011年2月19日(土)3:00pm、7:30pm / 20日(日) 2:00pm、6:00pm
会場:アイホール(伊丹)、横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール

ぜひ!!!

リルケ『若き詩人への手紙』と瀬戸賢一『メタファー思考』

ライネル・マリア・リルケ(1875~1926)さんは、プラハ生まれのドイツの詩人です。
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詩人?? 詩人ってなんでしょう?
Wikipwdiaより
詩人とは、詩を書き、それを発表する者。また、そのことを職業にしている者。
これは、納得いきません。
下の方にこんなことも書いてありました。
三好達治は『詩を読む人のために』の中で「誰かもいったように」と前書きした上で「詩を読み詩を愛する者は既に彼が詩人」であると書いている
これは、だんだん近づいてきたような気がします。
では、「詩」ってなんでしょう?
そしてそして、この時って、ウタとも読みますよね。
言語の表面的な意味(だけ)ではなく美学的・喚起的な性質を用いて表現される文学の一形式である。多くの地域で非常に古い起源を持つ。
「美学的」、この説明、気に入りました。
「喚起的」というキーワードはどうもピンと来なかったので、
こんな本を読んでみました。
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まあ、難しくてよくわからなかったのですが、
「目玉焼き」は、メタファーだそうです。
たしかに、「目ん玉」が「焼かれている」とは、だれも思いませんよね。
メタファーは、類似性に基づく。より抽象的で分かりにくい対象を、より具体的で分かりやすい対象に《見立て》ること。
これって、とっても素敵なことだと思います。
要は、受け取る人によって、「勘違い」が発生するからです。
そもそも「分かりにくい」とか、「分かりやすい」という概念が、
人によって異なると思いますし、
それでも、直接的ではなく、あくまで《見立て》。
つまり、イメージの崩壊は、しないでくれてるんですね。
リルケの文章も一緒です。
タイトル通り、若い詩人に向けて、
丁寧に、身長に、そして、分かりやすく書かれているのに、
「イメージ(=詩的な存在)」は崇高なものとして、
その存在を犯さない。
リルケといえば、「愛」と「孤独」がテーマにした詩で有名ですが、
彼の文章を読んで、実感したのは、
決して、愛と孤独が、相対的な関係ではないこと。
どうやら、愛を知るために、孤独は必須みたいです。
だから、いま、孤独を感じてるなら、
ラッキーってことだと思います!
また、孤独を感じることは、
自分の周囲の世界が広がったことの証しであるから、
むしろ喜ぶべきだ!とも書かれていました。
それでは、最後に芸術家のみなさんに、2カ所、抜粋!
 芸術作品は、必然の結果になるものならば、よいものです。芸術作品の出所がこういうものであるかないかを見るのが、芸術作品の判断で、それ以外の判断はありません。
一般的な主題を避けて、あなたご自身の日常生活が提供する主題をお取りなさい、ご自分の悲しみや望み、つかの間の考え、何らかの美に対する信仰を描きなさい――こういうすべてのことを、心からの静かな謙遜な誠実をこめて、描きなさい、そして、ご自分の心をいいあらわすためには、あなたの周囲の事物、あなたの夢の形姿、あなたの思い出の対象をお使いなさい。

『ちびまる子ちゃん大図鑑』1,260円(税込)!!!

2011年一番のお得な買い物をしました。
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『ちびまる子ちゃん大図鑑』、全286ページ、
ぎっしりつまってなんと1260円です!!!
ありがとう!!
なんといっても凄いのが、
☆総勢280人のキャラクター紹介 
「クラスメイト編、おなじみの顔ぶれ編、忘れちゃならない人々編」
そして、みんなの名せりふ集!
そしてそして、忘れられないエピソードの数々。
ちょっと、この感動を冷静には伝えられませんが、
本屋で立ち読みでもいいからして下さい。
ちびまる子ちゃんは、日本人の心!
ちびまる子ちゃんを、知らずして、日本の生活は語れません!!
ちなみに、清水には『ちびまる子ちゃんランド』
というものがあって、清水駅からバス、もしくは無料のシャトルバスも出ています。
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最後に、まるちゃんの名言を。
『わたしとおじいちゃんは、いつだって人生の道化師だよ!!』

『談志が帰ってきた夜』NOW ON SALE!!!

おととい、待ちに待った談志師匠の復活DVD付きBOOKが発売されました!!
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闘病記として書かれた日記を本で読んだ後、
2010年4月13日の復活公演のドキュメンタリーを観ました。
今までのベストドキュメンタリーは、
『≒(ニアイコール)草間彌生~わたし大好き~ 』でしたが、
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甲乙つけがたいです。
というか、二人ちょっと似ているような感じがするのは、私だけでしょうか…?
談志さんの落語を観て思ったのは、
カリスマ性といいますか、
どうにもこうにも、
なにかが、座布団の上で、「成立」しすぎていて、
もはや、ネタがうけるうけないの問題ではないような感じがしました。
笑えなかったら、むしろ客が反省する!みたいな。。
あとは、最上級の「危うさ」
よく、サーカスの舞台で「こども」と「動物」には、決してかなわない、
と言われるそうですが、
談志さんの落語もまさに、それ。
言葉のリズムとか、体のうごきとか、
全く気持ちよくないのです。
それなのにどうしても、目が離せない。
それは、きっと談志さんの芸がどこまでも予測不可能だからだと思います。
それこそ、途中でやめてかえってしまうんじゃないか、とか、
勝手に不安になってしまって、
でも、その焦燥感が、どうも中毒性が高くて、
わたしは、どうやら病み付きです。