BIG ISSUE

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今月のビッグイシュー(http://www.bigissue.jp/index.html)も気になる記事、満載でした。
ちなみに、ビッグイシューはホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。
雑誌は、主要な駅でホームレスの方から購入します。
割と皆さんフレンドリーで買うときも楽しいですよ。
そして、記事の内容が写真も多く、とにかくわかりやすい!!
今月のトピックは、携帯電話の電磁波です。
なかでも、一番頭に残っているのは、
男の人は、ポケットに入れとくと精子が減ってしまって、近年の不妊傾向にも関係があるようです。
もちろん女性もですが。
みなさん、携帯は、極力、鞄に入れましょう!!
あと、寝るときに頭の近くにおくのも、脳に悪影響を与えるみたいです。
目覚まし時計買わないと、と思いました。。

本日初日/高嶺格『とおくてよくみえない』

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本日、初日を迎えます。
本番前の一冊。
先週末、
横浜美術館で行われている、高嶺格さんの展覧会で購入した本。
作品集だけではなく、
高嶺さんの思想がたくさんつまってる一冊です。
高嶺さんは、
アーティストというより、「人間」という職業の天才、
という感じの人で、
思想家と言った方が近いと思います。
作品の最後に展示してあった、
高嶺さんの文章が美しすぎて、
首がいたくなるくらい、
見上げて読みました。
わたしも、
アーティストとしてではなく、
人間の中の人間として、
しっかりと自分というものを扱いつつ、
少し遠くから、
まるで他人であるかのように、
舞台という、
一定の負荷のかかった環境で、
存在できたらいいと思います。
皆さまのご来場、
心よりお待ちしております。

矢川澄子『兎とよばれた女』

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エロス文学の巨匠、澁澤龍彦の元妻である、
矢川澄子さんの長編小説です。
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めっちゃ、美人…!
このマッシュボブみたいなヘアスタイルがめちゃめちゃ似合う彼女だからこそ、
書けた言葉であり、文章であり、物語だったと思います。
「少女」と「兎」
小学校の時、
わたしたちは、
うさぎさんは、さみしいと死んじゃうって本気で信じていて、
そうじ当番はサボっても、うさぎ当番は絶対サボりませんでした。
というか、サボれなかった。
たぶん、あの頃、
わたしたちも、
感覚的に「孤独」というものの恐ろしさを、
一番理解していたんだと思います。
忘れ物をとりに戻った、
放課後のだれもいない教室。
買い物に出かけたお母さんを、
見送ったとたんの家の広さ。
楽しみでしょうがなかったお泊まり会で、
自分一人だけ、どうにもこうにも寝つけなかった友達んちの布団の中。
「少女」と「兎」
やっぱり、孤独がしっくりくる。
なぜか、かたくなに寄り添うことを選ばないように、
思えてならないのです。
神さまは兎のすべてでした。
とにかく神さまが好きだったから。兎は、どんなに苦しくても孤独でも美と純粋を求めつづけたのでした。少女文学の真骨頂。 【解説: 千野帽子 】

タニノクロウ『チェーホフ?!』@東京芸術劇場

サブタイトル、
-哀しいテーマに関する滑稽な論考-
感想
「とても、抽象的な作品でした。」
ここでいう、「抽象的」という描写は、
時間と手間をかけて限りなく「具体化」された結果に対する「敬意」として用いるもので、
難しくてよくわからなかったなぁ、というような「放棄」的用法ではありません。
いや、実際よくわからなかったことには、違いないのですが、
言葉にはできなくても、
かじってみたら、蜜がつまりにつまっていた真っ赤な林檎みたいな、
強烈な印象を、
「わからない」の一言ですませたりするほど、
観客は、馬鹿じゃないのです。

ハイバイ『投げられやすい石』@こまばアゴラ劇場

ぎゅうぎゅうのアゴラ劇場に行ってきました。
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http://hi-bye.net/
なんだか、とっても価値観とか、がらんと、
ひっくり返されてしまうような作品を観てしまいました。
いままで、舞台芸術において、
ストーリー性よりも、空間とか、時間とかの感覚のが、重要だと勝手に思っていまいした。
ストーリー性の強い作品を上演するなら、
映像の方が、役者の細かい表情の動きとかよく見えるだろうな。とか。
いや、勘違い、甚だしかったです。
ストーリーが、空間に作用してたら、いろんなミラクルが起きるんですね。
というか、難しい話は抜きにして、
とにかく、役者さん4人と、大勢の人間が、
同じ一つの四角い箱のなかに、いま、一緒にいるんだなっていう実感が始終ありました。
そして、彼らのことを「観てる」というのではなく、
まさしく「出くわしてしまった」感、
そして少しの、
見てはいけないものをみているような「そわそわ」感。
そして、舞台上でおこってることと、客席でおこっていることのずれが生み出す、
史上最強に美しい「よどみ」が、
目に見えないのに、つよくはっきり存在していました。
これは、もう絶対、劇場にいたから味わえたものとしかいいようがなくて…
ありがとうございました!!!
ハイバイの『ヒッキー・カンクーントルネード』のプルヌスホール公演を観た時、
座席がL時型で、自分から見える客席のお客さんたちの、
反応のバラエティーさが、今でも忘れられません。
爆笑してるおじさんのとなりで、号泣してる女子大生。
こういう空間って、
もう神懸かり的な感じがしてならないです。
おおげさではなく。
上演時間75分。
チケットは完売してるみたいですが、
立ち見でも絶対オススメです!!!!