燃え尽き症候群からの脱出法。

燃え尽き症候群という言葉を調べてみると、
自分が思っている定義とは、
正反対のことが書かれていました。
燃え尽き症候群(英: Burnout Syndrome)
一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した報酬が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満。
私の個人的な解釈としては、
舞台の本番後に、
必ずといっていいほど訪れる「虚無感」
「虚無」という言葉に初めて出会ったのは、
ミヒャエル・エンデ『モモ』の本の中。
何もない。
悲しくも、
嬉しくもない、
ぼんやりとした、
からっぽの「虚無」が、
自分の身体に出現する。
さて、
この「虚無」やらと、
どうつき合っていくか。
フランス語で、
“accrocher”という単語がある。
なんてことはない、
コートをコート掛けにかけるときに使う、
「掛ける、引っ掛ける」という動詞。
ただ、この動詞、
自動詞になると、
「人目を引く、うまくいく」
という意味があり、
さらに、代動詞になると、
「しがみつく、頑張り抜く」
という意味になる。
燃え尽き症候群気味だった、
夏休みの始まりに、
信用する人からもらった言葉、
“Acrroche-toi.”
コート掛けに、
軽く掛けたコートがずり落ちないように、
普段の生活から、
しっかり自分の目標にしがみついて、
人目も少々気にしつつ、
精神をしっかり維持する力。
”Accrocher”は、
そんなさわやかで軽快な、
現状維持の小さなコツかも。
インプットの時間だからこそ、
出会ったものに、
時間が許す限り、
”Accrocher”してみる。
アウトプット時、沸騰し続けた興奮とは、
また異なるタイプの低温調理。
そんな私は、
7月頭から、
毎年おなじみのアビニョン演劇祭のため、
アビニョンに滞在しています。
http://www.festival-avignon.com/fr/
まち
5日には、
モンペリエの国際ダンスフェスティバルで、
大好きなアーティスト、
ヤン・ファーブルが作品を発表したので、
1日だけモンペリエに戻りました。
アビニョンから、モンペリエは電車で1時間。
モンペリエは、市内から、
トラムにのって、15分で海まで行けるので、
アビニョン滞在中の皆さん、
モンペリエに日帰りで遊びにいくのもオススメです。
それはおいといて、
ヤン・ファーブルの新作を、
50人規模の小さな劇場で観劇。
贅沢過ぎる。
JAN FABRE ATTENDS, ATTENDS, ATTENDS… (POUR MON PÈRE)
そして、もう一本、
ずっと観たかった、
2011年にアビニョン演劇祭で初演された、
ボリス・シャルマッツの「こども」という作品。
BORIS CHARMATZ ENFANT


モンペリエダンスのスタッフから、
この革命的な公演をモンペリエに住んでいながら、
見逃したら一生後悔するとプッシュされ、
アビニョンから、一日里帰りしたけど、
本当にその甲斐がありました。
客席も、
パリの劇場とは全く異なり、
夏休みだからなのか、
会場は、家族連れでいっぱい。
まるで、
小学生の時、
母に連れられて観にいった、
ミュージカル『ピーターパン』の客層。
ただし、内容が超コアなコンテンポラリー・ダンスという、
ちょっと日本では考えられない異様な雰囲気で、
観客マニアの私にとっては、
この会場でこの作品を観られたことがとっても満足。
ということで、
アビニョンに戻って、
昼は、フランス語の試験の勉強、
夜は、観劇な、
ちょっと日本人の私にとっては、
罪悪感を感じてしまうような
のんきな日々だけれども、
すべてのことに、
そして、出会う人たちに、
強く”accrocher”をして、
新学期に向けて、
自信をもって「夏休み」します。

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