反抗期な学年末。

ジョージ・ラヴォーダンとのスタージュ最終週、
そして、昨日、最終日の公開ショーイングを経て、
終了しました。
継続、
満足、
ご満悦!
今週は、月曜日から、
愛の告白のシーンだけを集めた、
フラグメント的なシーンの創作に取りかかっていたのですが、
初日は、
またもや、私だけ、ただみているように言われ、
4時間、ひたすら、
私以外の11人とジョージの創作課程を客席から、見つめる。
だんだん、
教育の現場において、
完璧を求めることだったり、
やる気をぐっと押さえ込むことになんの意味があるんだろうと思えてきて、
解散前に、
「私、これ、できると思います。」
と言い放った。
というか、もう、
一週目で、さんざん泣いても、
あまり効果がなかったので、
もはや、がつがつ行くしかないと思ったのか、
大御所の演出家を前に、
大胆かつ、失礼すぎる自分の態度に、
ちょっと感嘆。
週末に、
以前にもブログで紹介した、
(過去ブログ:『高校生RAP選手権』に学ぶ人間の可能性について
高校生ラップ選手権第5回の映像に影響されて、
「成り上がり」的なヒップ・ホップ精神が根付いたのかも。
ついでに、
「成り上がり」と言えば、矢沢永吉の自伝のタイトルですが、
大学生のとき、
なぜか、まわりに矢沢永吉を愛する人が多く、
かなりおすすめされたのに、
結局読まなかった。
いま、ほんの端末であっても、
「成り上がり」の精神にふれた今、
この本を渇望しています:
成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集 (角川文庫)
ところで、私には、
クラスにプライベートではたいして仲がよい訳ではない、
運命の相棒がいる。
パリの高等コンセルバトワールを受験したときに、
最終選考で、同じグループになり知り合い、
二人とも合格したものの、
そのあと、モンペリエを受験し、
そこでも、二人でダイヤローグのシーンを受けて、合格し、
二人ともモンペリエを選んだ。
これだけでも、
何かと縁があるのですが、
入学から今まで、
10人以上のアーティストとスタージュを行ってきたが、
毎回といっていいほど、
ペアといったら組まされる。
ということで、
彼は、ある意味、
ハンディキャップの絶えない私とクリエイションするスペシャリストでもある。
もちろん、今回、イギリス人の愛人とフランス人男性のシーンを、
一緒にやっていたのも、彼。
ということで、
その人に、また頼んで、
翌日までに、4時間みているだけだった、
愛の告白フラグメントシーンを創作し、
次の日に、頼まれてもないのにみせる。
そして、なにごともなかったかのように、
みんなの中に組み込まれる。
勢いにのって、
ジョージは、私たちが1月にスタージュを受けた、
ピナ・バウシュのダンサーとよく仕事していることを知っていたので、
おなじような世界観で、
簡単な振り付けも提案。
喜んで、採用してくれる。
喜劇作家フェドーのテキストに求められるのは、
なんと言っても、
リズムとテンポ。
完全に台詞を覚えても、
スポーツのように、
毎日繰り返し、
頭ではなく、
筋肉が覚えるところまでいかないと、
シーンが駆け上がっていかない。
やってもやっても完璧はないから、
時間がなくなるまで、
くりかえすだけ。
そして、最終日、
ショーイングの前の最終リハーサルで、
ぎりぎりまで例の相棒とふたりで創ってきたシーン、
後半の3分の1をカットされる。
努力って、
こういうかたちで、
報われないこともあるんだ、
挑戦すらさせてもらえないんだ、
と、言葉を失ってしまう。
惨めで、
虚しくて、
悔しくて、
徒歩30秒の家に帰って、
ショーイングなんて、出たくなかったけど、
卵でも、私、女優ですので、
お客さんの前に出ると楽しくて楽しくて、
シーンがカットされたことなんてすっかり忘れて、
ふたりで、
ベスト・アクト出してきました。
終演後、
校長と毎日個人レッスンをしてくれた先生とジョージから、
はじめて、個人的に褒められて、
なんだか、
くすぐったくて、
いきなりお父さんが3人も増えたような気分だった。
冷静になって、
この3週間を振り返ってみると、
プロフェッショナルの入り口に立っていた気がする。
それは、
きっと、
プロの世界では当たり前のこと。
30%みせるために、
100%やって、
70%捨てる。(惜しげもなく)
努力とか、
困難とか、
かけた時間とか、
そんな個人的な問題で、
ぎゃーぎゃー、
騒いでいた自分がすこし恥ずかしいです。
でも、ひとつだけ、
自慢できるのは、
今回も、やっぱり、
あきらめたくても、
あきらめられなかったこと。
というか、
演劇が好きだから、
どうせ、
あきらめられないことは知っているから、
そこだけは、自分を信用している。
でも、今回は、さすがに、
すでに、3日目から、
耐えられないと思って、
モンペリエの語学学校をネットで検索して、
学校を休んで、
2週間通おうと思って見積もりまで頼んでいました。

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