初音ミク『女の子に生理があるの歌』で、生理前症候群も受け入れよう。

今思えば、
2014年初インプロビゼーションは、
初音ミク『女の子に生理があるの歌』を使った、
生理についてのクリエーションでした。


条件は、
歌を必ず一曲、
作品の中に組み入れること。
2013年1年間の生理を振り返りながら、
ディズニーのエレクトロニカルパレードにのって、
『女の子に生理があるの歌』を熱唱しました。
もちろん、
訳詞もしました。
病気が、
世の中にどうしてこんなに増えたかというと、
どんなに小さな身体の異変にも、
名前がついたからではないでしょうか?
私は、
この点に関して、
「病気」というものに一目置いていて、
というのも、
「病気」だと認識すると、
ほっとさせられることがあるからです。
その名も、
「生理前症候群」!!
http://ja.wikipedia.org/wiki/月経前症候群
ウィキペディアによると、
以下のような症状があるようです。
怒りやすい、反感、闘争的
憂鬱
緊張
判断力低下、不決断
無気力
孤独感
疲れやすい
不眠
パニック
妄想症
集中力低下、気力が続かない
涙もろい
悪夢を見る
異性に対してのみ攻撃的になり暴力をふるう
誰にでも、
たまにはあるような症状ですが、
名前がつくと、
生理が終われば、
終わるのか。
ということで、
かなり安心させられる。
にしても、
症状がひどいときには、
いちいち悲しくなってしまうから、
厄介だ。
ということで、
久しぶりに、
『女の子に生理があるの歌』の歌をきいたら、
やっぱりおかしすぎて、
笑ってしまった。
明後日、最終日を迎える、
チェーホフのスタージュは、
まさに、演劇の基礎の基礎の基礎。
短編集に続いて、
チェーホフ結婚三部作に突入しました。
日本語訳は、これがオススメ。
『結婚、結婚、結婚!―熊・結婚申込・結婚披露宴』
ちぇ
結婚の話をたくさん書いておきながら、
40歳過ぎるまで結婚しなかった、
チェーホフの名言はこれ。
「孤独が怖ければ結婚するな。」
映画の試写会で、
何度も日本に行ったことがあるという大女優Hélène Vincentは、
私に、
「微笑みが顔からはがれない」
という、
日本文化の申し子のようなレッテルを貼りつけて、
『結婚申込』のヒロイン、
常に喧嘩腰・ナターリヤを配役。
長いときには、
10分ぐらいのシーンに、
3時間近くほとんど進まない
忍耐強い稽古がつく。
70歳とは思えないエネルギーに、
20代の私たちは、全員圧倒されてしまう。
これも、生理前症候群のせいかはわかりませんが、
疲れがピークに達すると、
全くフランス語がしゃべれなくなってしまうことがあって、
言いたいことがしゃべれないと、
かわりに涙が出てきてしまうので、
そんな私を見るに見かねたHélèneと個人面談。
(生理前症候群のせいだとは言わなかったけれど、)
たまに、
フランス語の台詞が下手すぎて、
自分のやっていることが、
ひどく無駄に思えてしまうことがある。
と告白すると、
「じゃあ、どうしたいの?」
「もっと、うまくなりたい。」
「じゃあ、人よりたくさんやりましょう。」
早速、翌日には、1時間個人レッスンを追加。
平等とか、つい考えてしまう私には、
ちょっとびっくりの出来事。
1時間みっちり、
ふたりで繰り返して、繰り返して、
疲れ果てた頃、
2ページのちょっとでこぼこなモノローグの完成。
おもむろに、
ぎゅっと、私の両手を握って、
「私、とっても嬉しい!」
と言われた。
師弟関係における平等とは、
学びたい気持ちと、
教えたい気持ちが、
釣り合うことなんだな。
きっと。
ただ、ここはフランスですので、
気持ちをくみ取ってくれたりとかは、
一切ない。
泣いてないで、
自分の口と態度で、
しっかりアピール。
今年の目標。

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