「哀しみ」を超えて、思想家を目指す。

幾つになってもと言える年でもないですが、
絶対出来ないだろうと思っていたことが出来ると、
真新しいワンピースに身を包んで、
身体がすっかり軽くなったような気がするから不思議。
実際、昨日は絶望に打ちひしがれていたので、
冬のセールで70%OFFだったワンピースを買って、
おニューなことには、違いなかったのですが。
練習した時間は、
できばえには全く比例しないのに、
自信には比例するから不思議だ。
3週間、チェーホフ短編集のスタージュを受け持った、
70歳現役女優によれば、
一番大切だったことは、
「速さ」だそうだ。
求められた時にできなければ、
意味がない。
対応の速さが、他人と行う、
いいクリエーションにつながる。
そして、
やる気には、
行動だけじゃなくて、
言動も重要なところは、
ヨーロッパ演劇界のめんどくさいところでいいところでもある。
先週の木曜日、
台詞が入ってなかった私は、
10分しか時間を割いてもらえなかった。
金曜日に自分の番は回ってこなかったので、
月曜日までに覚えてくることも大事だけど、
フランス式にちゃっかり予告。
「月曜日には、完璧に覚えてるので、
もう一回、やらせてくだい。」
厚かましいくらいがちょうどいい。
きたばっかりの頃は、
この厚かましさがなかなか出せなかったから、
今思えば、
おそらくたくさんのチャンスを逃した。
口よりも行動が日本人の美学だけど、
はったってから、
行動をついてこさせても、
まだ間に合う!
家でひとりで、
ぶつぶつやっていたときは、
一回もすらすら言えなかったのに、
スタジオに来たら、
あら不思議だ。
続ければ続けるほど、
科学的に説明がつかないできごとが、
どんどん増えていくなら、
25歳からのわたしの将来の夢である、
「思想家」に、
少しづつ近づけるかも。
モンペリエに来て以来、
友だちが少ないという、
物質的な理由もあるかもしれないけど、
最近は、
「哀しみ」という感情について、
よく考える。
「哀れむ」方のかなしみ。
20代前半は、
彼がやって来るたびに、
どうやって追い出そうかということばかり考えていたけれど、
最近はわりと歓待している。
以前は、どちらかというと、
「悲しみ」だったから、
追い出すのも簡単だったのかな。
「哀」という漢字には、
1、せつなくて胸がつまる。
という意味の他に、
2、かわいそうに思う。
という意味があるそうです。
つまり、他人のかなしみも含む方の「哀しみ」
「哀しみ」を知っている人は、
「ひとり」を知っている人。
「ひとり」を知っている人は、
他人を思える人。
他人だって、
「ひとり」で、
「哀しみ」を持っていることを知っているから。
他人を通して、他人を思っているようで、
実は、
自分を通して、他人を思っていたりする。
つまり、自分を思っていたりする。
お酒や煙草に依存するように、
これは、「ひとり」から逃げるための、
他人依存症でしかない。
この「厚かましい親切」解決のカギを、
「哀しみ」がにぎっていそうなので、
彼に非常に興味がある。
そんな今日の一曲。
ザ・フォーク・クルセダーズ『悲しくてやりきれない』


いろんな歌手がカバーしているけど、
私は、中学生の時にはまっていたPUSHIMバージョンが一番好き。

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか
白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いは ないだろうか
深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も 続くのか

ついでに、
友達が、
10歳以上若く見える、
私の新しいワンピースと授業中の私を、
落書きしてくれました◎
わんぴ
かお

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