フランス喜劇の巨匠モリエール×劇団四季『ライオン・キング』

今週から、
新たな演出家とのスタージュが始まり、
日々「稽古」の稽古に精を出しています。
取り組んでいる作品は、
フランス演劇界では、
避けては通れないモリエールの作品。
『ヴェルサイユ即興』
モリエール戯曲の中でも、
あまり知られていないこの作品、
フランス人の生徒たちの中でも、
読んだことがない子がほとんどだったのに、
なんと、
岩波文庫の日本語訳が、
マイ・ライブラリーに!!
女房学校
『女房学校―他二篇』(岩波文庫)  辰野 隆 (翻訳), 鈴木 力衛 (翻訳)
「専門分野の本は、今、読まなくても買う」
という、我が家の教訓を胸に、
2年間で買い集めた本、すでに200冊以上。
本棚
こうして、
最近、徐々に、日の目を見ています。
1663年ルイ14世の命令で書かれたこの作品は、
実は、ハイパー・コンテンポラリー。
登場人物は、
モリエールを含む、
モリエール一座の役者たち(実名)で、
しかも、ルイ14世に頼まれた、
今日中に発表しなければいけない作品を制作している。
「劇中劇」かつ、過激な「メタ演劇」
なにしろ、当時の状況(『女房学校』で、かなりの批判を受けた直後)を、
暴露しつつ、
自分たちでネタにしてしまっている。
ルイ14世にしてみれば、
自分が依頼した作品と、
その作品の稽古を同時に観劇している、
というなんとも巧妙すぎるプレゼント。
そこで、わたしたちも、
この作品を上演するにあたって、
「稽古」の稽古を開始。
今週のお題は、
順番に演出家になって、
自分のやりたい演劇、もしくは、戯曲を、
12人で「稽古」する。
自分自身のまま、演出家をやってもいいし、
誰かのことをまねたり、
誇張してみたり、
なんでも有りだけど、
たった一つの条件は、
観ている人を、
「信じ込ませること」
このために、既存の私たちの日常の関係性や態度、
すべてを総動員してのインプロビゼーション。
私が持ってきたプランは、
小学生の頃、
劇場で買った公演サウンドトラックを、
歌詞カードまで作り直して、
ほぼ全シーン丸暗記した、
劇団四季『ライオン・キング』より、
シーン5:ザズ、シンバ、ムファサによる「朝のご報告」
(you tubeに丸ごと画像発見!)
http://youtu.be/UdkgbmCbpDc
ちなみに、配役のない可哀想な残りの8人には、
シーン4:「大草原」より、
「草/女性」「草/男性」の役を。
http://youtu.be/6FCx1GM6MAw
劇団四季バージョンに敬意を示し、
いくつかの台詞をその場で日本語で覚えてもらい、
ミュージカルの「稽古」をしました。
それにしても、
「稽古」って、
なんてミステリアス。
一般の観客には、
想像したこともない世界だろうし、
演劇関係者だって、
他の稽古場がどうなっているかなんて、
想像もつかない。
そして、
演劇には、
「稽古」でしか起こらない、
たくさんのミラクルと、
もう一つの「演劇=ドラマ」がある。
この作品は、12月の中旬に、
学校の10周年を記念し、
2週間行われるフェスティバルにおいて、
上演されることになっています。
fesu.png
(facebookページあります。)
https://www.facebook.com/events/235940056566044/?hc_location=stream

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