ハノホ・レヴィン、『うんち!』と絶叫する戯曲。

さて、
私は、昨日からまた受験生に戻り、
来年3月の受験に向けて、
台詞を必死に覚えています。
試験課題4作品。
私のプラン。
1、古典戯曲:モリエール『スカパンの悪だくみ』
2、アレクサンドラン:ラシーヌ『アンドロマック』
3、現代戯曲:ハノホ・レヴィン『私がどのように夫に出会ったか』
4、自由課題:ソーラン節(仮)
現代戯曲の課題として選んだのは、イスラエルの劇作家ハノホ・レヴィン氏の作品。
フランスでは、彼のほぼすべての作品が翻訳されています。
新国立劇場のホームページに、イスラエル演劇のことが掲載されていました。
http://www.nntt.jac.go.jp/library/library/nntt_today_no13.html
『私がどのように夫に出会ったか』
この作品は、女性のモノローグで、
イスラエル最大の劇場のひとつとされている
テルアビブのカメリ劇場で上演されている作品に対し、
助成金たくさんもらってるのに、本当「くそ」だ!
と、憤慨しているシーンから始まります。
ある日、彼女は劇場に行く。
そして、やはりその日の公演も最悪。
上演中に思わず、彼女はこらえきれず立ち上がり、
舞台に上っていって、
マイクに飛びつき、
「この作品、うんちだよ!!!」と、叫んでしまう。
すると、なんと他の観客まで
「うんち!うんち!!」と立ち上がって、連呼し始めます。
その時、一人の赤ら顔の男性が…。
先週まで東京芸術劇場で上演されていた蜷川幸雄演出の『トロイアの女たち』
http://www.geigeki.jp/performance/theater008/
この作品は、まさしく、
ハノホ・レヴィン『私がどのように夫に出会ったか』の舞台となっている
テルアビブ市立カメリ・シアターとの国際共同制作。
わたしは客席にいて、
思わず、『うんち!』と叫ぶシーンを思い出して、
笑ってしまいました。
ハノホ・レヴィン氏の作品は、
イスラエルの政治情勢が常に、背景に存在しているのに、
作品自体はコミックそのもの。
フランスでは、若い世代に絶大な支持を受けています。
チェーホフのユーモアと通じる部分もあったりして。
シニカルな感じが、フランス人に受けるのかも。
絶対に軽さを失わないからこそ、
思わず笑ってしまった自分に、
ぎょっとしたりしてしまう。
早く、翻訳出ないかなあ!!
英語で書かれていたレヴィン氏のサクセスストーリーに関する記事を見つけたので、
リンクしておきます。
Hanoch Levin – Success Story

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