アビニョン演劇祭通信vol.3 正直さみしい客席

カンパニー・オルト、アントン・チェーホフ『熊』
本日、初日!!
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開演30分前に、劇場に向かうと、
ひとつ前の団体が公演を終えて客だししていました。
11時15分、劇場開放。舞台セット。スタンバイ。
11時30分、開場、客入れ。
11時32分、開演。
12時20分、終演。バラシ。
12時30分、退館。

まさに、分刻みのスケジュール。
ただ、このハードスケジュールが可能だったのも、
お客さんがなんと6人しかいなかったからなのです…。
フェスティバル初日で、
「IN」(プロフェッショナルによる招聘公演)もまだ始まっていないので、
アビニョンに来ている人じたいが、まだ少ないのと、
午前中はやっぱり、「たまたま」もしくは「勘」で劇場に足を運ぶ人が少ないことが、
大きな要因だと思います。
ほぼ知り合いゼロの場所で公演するわけですから。
これは、本当に過酷なフェスティバル…
終演後は、念入りにミーティング。
街の中で、いかにうまく宣伝するかを、
黙々と話し合っていました。
とにかく、最初の1週間で、
どれだけ「口コミ」を増やせるかが勝負のようです。
その後、
フェスティバル・オフのステーションに、
関係者カードをもらいに行きました。
ちゃっかり私の分まで用意してくれました。
スクリーンショット(2012-07-07 23.14.06)
このカードは、
フェスティバル・オフに参加している劇団関係者に与えられるもので、
これを提示すると、
通常10€-20€(1,000円から2,000円)くらいする公演が、
半額ぐらいの値段で観られるそうです。
午後は、ペネロップ・アブリルにカフェで取材させてもらいました。
このカンパニーの特徴。
1、若い!(平均年齢23歳)
2、全員がコンセルバトワールの生徒!(役者3人+ミュージシャン3人)
3、役者自らが戯曲翻訳!(現在フランス語で出版されている4冊の翻訳を参考に、再解釈をして、ロシア語から翻訳し直したそうです)
カンパニーの経緯などは、また後ほど。
余談ですが、
終演後に、パン屋さんに寄ってバケットを買ったら、
バケット袋がすごく可愛くて、
ペネロップに見せたら、
「あ、それ、私のパパが描いたの。」
と、さらり。
スクリーンショット(2012-07-07 23.13.52)
彼女のお父さんが、イラストレイターなのは知っていたけど、
びっくり!!
袋の裏をよくよく観たら、
フランソワ・アブリルと描いてありました。
フランスでは、
このようにプロフェッショナルで生計を立てているアーティストに、
割と頻繁に出くわします。
それにしても、可愛い。

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