学校で一番かっこいい男の子に誘われたから、
という不純な動機ではじめたフェンシングのクラス。
今日は、4回目の授業でした。
いつのまにか、すっかり夢中になってしまった笑
フランスでは、
フェンシングは競技用と演劇で使用されるような芸術的なものにはっきり区別されていて、
どちらも盛ん。
もちろん、私がやってるのは後者。
日本で言う殺陣のようなかんじかな。
ウィキペディアでも、ちゃんと出てきました。
その名も、エスクリーム(フェンシングのこと)アーティスティック。
http://fr.wikipedia.org/wiki/Escrime_artistique
勝負ではなく、ソロやデュオで美しさを競うコンペティションもあるようです。
国立のコンセルバトワールのフェンシングクラスの紹介ビデオを発見。
ヨーロッパでは、俳優の訓練として、一般的のようです。
もちろん、俳優だけでなく、一般の人に向けて、開かれているコースもたくさんあるそうです。
スポーツ用品店でも、剣やフェンシング用の手袋、防具などが、
普通に売っていました。
初級は、まず木の棒みたいなもので練習するのですが、
今日は初めて劇で使うような剣でやった!!
かなり重いけど、剣と剣がぶつかるときに、かなりいい音がする。
武道って、やっぱり万国共通なところが多い。
体に関する論理ってやっぱり、
体と頭と両者で理解できるから、
道理にかなっているというか、すごく説得力がある。
フェンシングは、西洋のものだし、
勝手にバレエのような動作を想像していたけど、
かなり重心が落ちていて、
剣道に近い。
いかに、相手に自分の次の動作を明確に示せるか、
いかに、観客に自分の次の動作を隠せるか。
相手役とのコンプリシテ(共犯意識)を物理的に必要とします。
演劇と一緒。
授業の最後には、毎回、
2、3人のグループで、
剣術を盛り込んだ作品を作って発表します。
もちろん、ちょっとストーリー仕立てに作る。
来週も、楽しみ!