コンセルバトワールって、結局なに?ってよく聞かれて、
そういえば自分でもよくわかってなかったので、調べました笑
日本で、コンセルバトワールって言うと、『のだめカンタービレ』の影響で、
やはり音楽の国立専門学校というイメージが強いのですが、
コンセルバトワールは、
音楽、ダンス、そして、演劇の3部門に別れています。
上の図演劇のコンセルバトワールのかかれたもので、
左側に書かれているのが、パリの区のコンセルバトワール。
右側に書かれているのが、フランスの国立のコンセルバトワールです。
基本的な流れとしては、
区のコンセルバトワールの養成期間を経て、
そのまま、区で3年間続ける人もいるし、
国立のコンセルバトワールを受験する人もいます。
この二つの違いは、最終的な証明書のレベルの違い。
卒業後、プロとして活動するときに、この証明書はかなり有効になるそうです。
ちなみに、私がいるのは左側の3番目です。
演劇の区のコンセルバトワールに関しては、
音楽、ダンスが子どもから大人までプロ、アマ問わず200名近く幅広く開かれているのに対して、
演劇は、各15名弱。
音楽、ダンスの場合、レベル分けが出来るけど、
演劇は出来ないからだそうです。
ちなみに、フランスの教育システムについて、触れておくと、
とにかく無料。
高校を卒業して、「バカロレア」という高校卒業一斉試験のようなものを取得すると、
国立の大学を選ぶことが出来ます。
つまり、大学入試はなし。
このときに、コンセルバトワールに希望する人は、オーディションを受ける。
コンセルバトワールも、大学と同等の価値があるから、
両立する人もいるけど、
オーディションに合格すると、
大学をやめる人が多いみたいです。
やはり、国が助成しているだけあって、
出席にはかなり厳しい。
それと同等に、俳優という職業意識も高い。
コンセルバトワールの卒業生には、いろんな保証があるみたいです。
それは、またのちのち調べてみます◎