通常、パリの区のコンセルバトワールは各区にあります。(20区)
演劇の場合、そこから3校選択して、
6月中にオンラインにて申し込み。
そして、格学校ごとのことなる試験を受けます。
私が、選択したのは、7区、15区、16区。
15区はパリの中で、最も有名で、倍率も高いと言われています。
7区、16区は、演出の授業があるので選択。
試験内容も見事にばらばら…
7区:意思表明のため一度全員集合→3日間のワークショップ(一次)→最終試験(内容未定)
15区:8月中に履歴書と動機書の作成、送付→古典戯曲から3分間のダイアローグ選択、発表(一次)→現代戯曲からダイヤローグ選択、発表+自由課題(過去の自分の作品等をプレゼンする。)
16区:古典、現代問わず、戯曲を選択肢、ダイヤローグを発表。
問い合わせたところ、モノローグはいっさい禁止。
自分で相方をさがして、試験当日同行してもらうのとこと。
とりあえず、先週はぎりぎりまで15区のための動機書を作成。
かなりフォーマルな文章が必要で、
フランス人に手伝ってもらいながら丸3日かかった…
戯曲の稽古もなかなか進まず…
古典の戯曲は、普段話すことばと順序がちがかったり(日本でいう倒置?)
発音の問題があったりで、
一緒に試験を受けてくれるパートナーのフラストレーションを全身に感じながら稽古…
私がぜんぜん覚えられないのに、彼もかなりねばってくれて、
少しは進んだかな。
先週は、完全に見捨てられかけたけど。
今週は、彼の友達に頼んで観てもらおうって言ってくれた。
なんで、もっと早く言わないの?っておこられた。
でも、今年はもう無理だと思ってたし。
『頼まれればいくらでも協力するけど、促す気はない。』
こんな感覚を強く感じる。
自分が動かないと煽ってくれる人はいない。
無名って大変(笑)