パリに来て、もうすぐ2ヶ月ですが、
あり得ないほどの地獄を見ました。
理由のない苦しみほど、苦しいものはないと思いました。
理由があれば、その解決に全力を注げばいいからね。
性格とか悪くなったなあって、客観的にかなり感じました。
実際、自分から人が遠のいていくような感じがしていたし。
でも、先週、やっと、いっこ、小さい小さいチャンスがありそうだったから、
それをとりあえず後回しにしないでみました。
パリの区のconservatoireの試験(オーディション)、
http://http://www.paris.fr/accueil/Portal.lut?page_id=7174&document_type_id=4&document_id=35627&portlet_id=16597
完全にあきらめてたけど、
周りの人たちがが動いてくれたので、ここに捕まるしかないと思って、
流されてみようと思います。
ポール・クローデルの『マリアへのお告げ(L’Annonce faite à Marie)』練習中。
フランス語で台詞とかあり得ないけど、
演劇やってる友達が、一生懸命、わかりやすい古典を選んでくれて、
説明してくれて、
後戻りできないな…さすがに。。
しかも、さらに動機書をフランス語で書かなきゃいけなくて、
完全に挫折しかけたけど、
スタバで書いてたら、
隣りでコーヒー飲んでた銀行員の人(しかも私が口座もってる銀行!)が、
なぜか手伝ってくれて、
ひどすぎてその日終わらなかったから、
次の日まで一緒にかいてくれた…
奇跡。
ということで、だめでもともとだけど、
受けるだけ受けてみようと思います。
限りなく無謀なことに挑戦している人に対して、
人は優しい。
もうすぐ、お引っ越し。
フランス人の女の子の家にお世話になってました。
記念に写真とってくれた。
9月から、こっちの不動産屋さんでさがした新しいお部屋に移ります。
日当り良好。
そういえば、こないだ今村昌平監督の『人間蒸発』(L’Evaporation de l’homme )を観て、
心の底から、謙虚な気持ちになりました。
http://www.allocine.fr/film/fichefilm_gen_cfilm=16561.html
1967年に、あれだけのことをやってた人が既にいたってことは、
わたしは、どんだけのことを、
知ったり、触ったり、考えたり、
しなきゃいけないのかと愕然とした。
やっぱり、あと、57年しか生きられないなんて、
無理!!!
絶対足りない!!!
全然足りない!!!!!