おととい、待ちに待った談志師匠の復活DVD付きBOOKが発売されました!!
闘病記として書かれた日記を本で読んだ後、
2010年4月13日の復活公演のドキュメンタリーを観ました。
今までのベストドキュメンタリーは、
『≒(ニアイコール)草間彌生~わたし大好き~ 』でしたが、
甲乙つけがたいです。
というか、二人ちょっと似ているような感じがするのは、私だけでしょうか…?
談志さんの落語を観て思ったのは、
カリスマ性といいますか、
どうにもこうにも、
なにかが、座布団の上で、「成立」しすぎていて、
もはや、ネタがうけるうけないの問題ではないような感じがしました。
笑えなかったら、むしろ客が反省する!みたいな。。
あとは、最上級の「危うさ」
よく、サーカスの舞台で「こども」と「動物」には、決してかなわない、
と言われるそうですが、
談志さんの落語もまさに、それ。
言葉のリズムとか、体のうごきとか、
全く気持ちよくないのです。
それなのにどうしても、目が離せない。
それは、きっと談志さんの芸がどこまでも予測不可能だからだと思います。
それこそ、途中でやめてかえってしまうんじゃないか、とか、
勝手に不安になってしまって、
でも、その焦燥感が、どうも中毒性が高くて、
わたしは、どうやら病み付きです。