本多孝好『at Home』

本多孝好さんの、待ちに待った新作『at home』
1時間で、一気に読みました。
$Takenaka Kyoko web
銭湯に入った気分。
スパとか、エステとか、そういう「オシャレ」なところじゃなくて、
かといって、温泉とか、そういう約束された「クツログ」ところでもない、
まさしく銭湯!!
どんなに、ふるくても、銭湯って、不思議と清潔感があると感じます。
あとは、水色!
壁に、富士山の絵とか、描いてあったりするからでしょうか?(笑)
本多さんの作品は、デビュー作の『MISSING』(1999年6月、双葉社 / 2001年11月、双葉文庫)から、全作読んでいますが、
こんなに、透明の水色な作品はないと思います。
「冷たい、やさしい。」
こんな、形容詞あったらいいなあ。
あと、とにかく素晴らしいと思うのは、「悪役」の描き方。
「悪役」を描かせたら、本多さんの、右に出るものはいないと思います。
悪い人には、人間のプロフェッショナルな気がしてくる。
そこには、
ながいながい時間と、
守らなきゃいけなかった「愛」にまつわる理由があるからかな。
本多さんの作品に出てくる、一見「悪役」の人は、
たぶん、読み終わるころ、
死ぬほど愛おしい存在に、変わってると思います。

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