http://setagaya-pt.jp/theater_info/2010/10/post_199.html
制作のお手伝いをしつつ、
ずーっと楽しみにしていた『異邦人』観劇しました。
どっからみても、一分の隙のない公演でとにかく圧倒されました。
『演劇でもダンスでもない」、っていろんなとこで最近よく耳にしますが、
ここまでのクオリティーがあって、(両方の)
初めて言えることなんだと感じました。。
小野寺さんは、1年間、フランスに研修に行かれていましたが、
帰国後の作品が、とにかくどれもすごい。。。
かなり、アーティストとしてもベテランとして、行かれたのに、
あの吸収力って。。
尊敬します。
今回の一押しは、なんといっても、女優の片桐はいりさんと、大駱駝艦の舞踏手・田村一行さんがをキャストに加わったことだと思います。
全員が、てんでばらばらの身体、そして表現のボキャブラリーを持っているのに、
打ち消し合うことなく、
見事に、個々のまま、
空間としてみた時、ぴったり調和されているかんじです。
出演者7人の顔をしっかり覚えていられたことと、
小野寺さんリーダーの、ひとつの物語作品としてとらえらたことが、
まさに、同じレベルでした。
まさに、めっちゃおいしい無国籍料理みたいな。
もしくは、日本人がつくるフランス料理の方がおいしい!みたいな。
小野寺さんは、ただ面白いこと、ただ楽しませることに、
まず、
かなり貪欲だと思います。
そこに、作品のテーマ性とか、メーッセージ性とかがのかってるから、
始まって、10秒できゅーって入っていけちゃうのかなって、思います。
13日までやってます。
好きでもきらいでも、
このクオリティーは、見る価値絶対あります!