『令嬢ジュリー』@静岡芸術劇場

SPACの『令嬢ジュリー』を観に、はるばる静岡へ。
とにかく、戯曲が素晴らしかったです。
最近、演出のアイディアみたいなのに、アッと驚くことが、多かったので、
とても新鮮でした。
単純に、令嬢ジュリーと召使いジャンとその許嫁クリスティン、3人の三角関係的なストーリーなのですが、
台詞がいちいち深い。
ぞっとするような、かなり残酷なことばが、
愛という、最良の理由によって、
正当化されていく感じ。
久々に、演劇における「ことば」の力みたいなものに圧倒されてしまいました。
舞台美術もかなり効果的で、16人のコロスの方々も素晴らしかったです。
フランス人の演出家って、なんでこんな日本人の美意識をわかるんだろうか??と思うような、空間、そして、16人の動き、または所作。
東京の方も、静岡まで行く価値ありです!
あしたは、東京から無料バスもでるみたいです。
観劇後、噛み砕く時間が必要な作品だと思うので、
遠いくらいがちょうどいいかも!

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